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牧場規模が大きくなり求人も増えています
今、都会の喧騒を離れ、田舎生活を始めたいと考える人が多くなっています。その理由はいろいろとあるようです、中には他人と接せることが苦手と言う人もいます。また、綺麗な空気の元で仕事をしたいと考えることや、机上の仕事やパソコンと言った機器から逃れたいと考える人も、いるようです。そんな人たちが求める仕事として、農業や酪農があります。農業は、米や野菜、果物を作ることがメインとなる仕事ですが、酪農は動物が相手の仕事が主となっています。また酪農が農業と違い、大変と言われています。それは家族で酪農を経営するとなった時のことです。動物を飼うことによって、朝の清掃から夕方の食事まで、一日たりとも休むことが出来なくなります。農業には、休日を取ることも可能ですが、酪農には休日がなく、365日働くことが任務となるから大変と言われる所以になります。
そんな酪農も、最近では企業が経営に参加する時代になりました。そのことから、求人も普通に行われることになっています。この酪農にも、いろいろな働き方があります。まずは、繁殖部門があり、牛の発情のタイミングを計り、受精卵移植をさせ、種付けをする仕事です。この方法が用いられる理由には、短期間のうちに妊娠を成功させ、受胎率の向上を目指す仕事になります。更には、母牛の状況を判断することで、分娩に対し安全に子供を生ませることが、大事な仕事になって来ます。この時は、獣医師と供に分娩を手伝い、時によっては帝王切開と言った方法があり、その手伝いをします。効率かを図るため、大きな牛舎で牛を飼うことになっていることから、エサやりなどは、トラクターを利用して与えることになり、大規模な事業になりつつあります。
ですが牧場での求人も、現場だけの人を求める時代ではなくなっています。大規模経営がなされる時代が来ると供に、生産から販売までを自社で全て行う方式が取られるようになって来ています。今までのように、酪農は牛を育て、牛乳を作るだけ、肉牛の生産だけと言う時代ではなくなって来ていると言うことです。そのため北海道のような大きな大地で働く人から、東京に事務所を構え、販売等を行い企業としての機能を果たす時代がやって来ています。酪農業を営むとなっても、牛一頭当たりの効率化をいかに図るのかと言う仕事する人も必要になって来ます。そこにはデータをキチンと取ることが必要になることから、現場である牧場スタッフの教育も大事なことになって来ています。今や、牧場で働く人も、動物が好きと言うだけの時代ではなくなって来ていると言って良いのでしょう。